「平和のために私たちができること」1stステージ 平和の集い
今年は、8月9日の登校日が感染予防対策による休校となったため、小学1年生から4年生の「1st ステージ 平和のつどい」が延期されていました。2学期に入り9月5日、ようやく皆で集いを持つことができました。まず、1年生から「平和のために私たちができること」について、一人ひとりが考えたことを発表しました。
「友だちとなかよくする。」「家族のことを大切にする。」など、身近なところから、自分たちにも取り組める「平和」を目指そうという気持ちが語られました。 2年生は、一人ひとりが平和について考えたことを鳩の形のメッセージカードに書き、皆で合わせて貼った大きなポスターを見せながら、平和への想いを発表してくれました。 3年生は、長崎に原爆が投下されて少しして書かれた山里小学校の子どもたちの手記「原子雲の下に生きて」(永井隆博士編集)を暗唱し、群読してくれました。「おかあさんを焼いた運動場」「ひとりぼっち」「お父さん」という題名の、3人の子どもたちの作文を聞き、戦争で家族を目の前で亡くした子どもたちの悲しみや苦しみが、私たちの心にも伝わってきました。
最後に4年生が、永井隆博士の長崎の原爆体験について、当時の生々しい写真をスクリーン投影して見せながら、発表してくれました。4年生は、先日の社会科見学で訪れた永井隆記念館で学んだことを、分かりやすく上手に伝えてくれました。 私たちが住む長崎に原爆が投下され、たくさんの人々が苦しみと悲しみを味わい、命を奪われた戦争。 「二度と繰り返したくない。」「平和な世の中を、私たちがつくっていきたい。」そんな思いが、私たちの中でもっと強くなりました。