マリア様に願いを託して「ロザリオの祈り」~聖母月5月
新緑美しい5月は聖母月。私たち皆の心の母なる優しいマリア様に信頼を寄せ、たくさんのお願いを神様に取り次いでいただけるようにと、精道の子どもたちはロザリオの珠を一つひとつ手繰りながら、短い「アヴェ・マリア」のお祈りをバラの花束のように重ねていきます。
小学校では、5月19日に児童会主催のロザリオ集会が行われ、各学年の宗教の時間には校内外を巡ってお祈りしました。
「世界中でウイルス感染が早くおさまりますように。」「苦しみや困難のうちにある人々のために…」「精道ファミリーの幸せと私のお願いのために…」と、溢れる願いをマリア様に託します。はじめての1年生の一生懸命祈る姿にも心打たれます。私たちみんなのお祈りが天に届きますように…。
一方、中学校では26日(水)の午後に、場所を工夫しながらロザリオ巡礼を実施。まず1環目の「苦しみの神秘」は、ディスタンスをとりながら3学年集まって体育館で。2環目の「栄えの神秘」では、1・3年生がお聖堂、2年生はギリシャ広場のマリア様のご像の前で。3環目の「光の神秘」では、また場所を交代し、各クラスの宗教係さん司会のもとで、それぞれ心を込めて一珠一珠祈りました。 「みんなの仲が深まりますように。」「FSD、修学旅行、バザーなどの行事が無事に開催されますように。」「核兵器が廃絶されますように。」「コロナが終息し、医療従事者をはじめ、みんなが幸せになりますように。」「受験がうまくいきますように。」…と、みんなの真剣な願いは尽きません。 マリア様は微笑みながら、きっと取り次いでくださることでしょう。聖母月の5月が終わっても、お祈りを続けていきましょうね。
卒業生の皆さん方も、精道での恒例の5月を思い出しながら、是非ご一緒にお祈り致しましょう。「マリア様…」と心の中で呼びかけてお願いすることもまた、素晴らしいお祈りです。