NHKアナウンサーによる「防災教室」が行われました

小学校４・５年生がNHKアナウンサーによる「防災教室」に、先日参加させていただきました。NHKアナウンサーの佐藤さんがご来校くださり、精道の子どもたちに分かりやすい授業をしてくださいました。

まずは、長崎で起きた「長崎大水害」の映像を見ながら、水の怖さを知りました。車がひっくり返っている様子を見た子どもたちの驚きは、とても大きなものでした。

次に、タブレットを使って、実際に水が溜まると自分たちの体がどれくらい浸るのかを体験しました。

それから、防災クイズに答えたり、お友達と意見交換をしたりしながら、防災に対する意識を高めました。

最後に、人々が避難をするきっかけとなるのは、身近な人の呼びかけが一番効果的だということを知り、自分の大切な人にどんな言葉で呼びかけをしたらいいのかを真剣に考え、発表していきました。

『みんなが防災のリーダーだ』
『ことばが命を守る』
佐藤アナウンサーのこの言葉を忘れずに、日頃から自分の事として防災について考え、万が一に備えておきたいものですね。

◆子どもたちの感想より◆

○私は浸水個別体験が一番心にのこりました。なぜかというと、1mで、私のこしの近くだったことにびっくりしたからです。

○私は大きい災害にあったことがないので、「災害が来ても、助けてくれるでしょう！」と、軽い気持ちでいました。でも、今回の防災教室に参加して、こんなにも危険がひそんでいるのだと思いました。

○家の前には山があるので土砂くずれが起きる前に早めに家族といっしょにひなんしようと思いました。そして、ひなん場所も家族と話し合って決めておこうと思いました。

この防災教室の授業の様子は、
◆７月８日（金）18:00~ NHK「イブニングながさき」
◆７月10日（日）18:45~ NHK 「イブながチャレンジ」
で放送予定です。是非、ご覧ください。

ご来校下さいましたNHKの皆さま方、とても貴重な学びの機会をいただき、ありがとうございました。
今回いただいた大きな学びを、私たちのみんなの命を大切にするために、これからの生活の中に是非生かしていきたいと思います。