「平和の集い」 2nd ・3rd ステージ
8月9日(水)、長崎に原爆が投下されてから72年目の今日。 2nd、3rdステージの小学校5年生から中学校3年生までの子どもたちは、
語り部の松尾さんのお話を聞きました。
松尾さんは11歳のときに、原爆投下によって廃墟になった長崎のまちを目の当たりにした経験を淡々とお話してくださいました。
「原爆を経験して一番悲しかったことは何ですか?」と聞かれたことがあります。はじめは、「自分が受けた差別や辛かったことなど、自分のことばかりが思い浮かんでいたけれど、そう話しながら、やっぱり一番悲しかったのは『大切な家族の命を失ったこと』だと思いました。」と話されていたことが印象に残りました。
最後に「生きたくても生きられなかった人がいたのです。皆さんも自分の尊い命を大切にしてください。」と話してくださいました。今日は、世界平和の大切さ、命の尊さを改めて考えることのできた一日になりました。語り部の松尾さん、大変ありがとうございました。
一方で、小学生・中学生代表のみじょ娘さんたちが平和祈念式典に参加しました。私たちの平和への願いが、また大きくなりました。