中3が長崎大学の医療研究所を見学 ~原爆後障害医療研究所
7月31日、中学3年生の希望者を対象に「長崎大学原爆後障害医療研究所」の見学をさせていただきました。午前の部に12名、午後の部に5名が参加。
理科で学習した「生命の連続性」に関連し、現代の再生医療や医科学を支える最先端の研究の現場を見学し、最新の実験技術や実験装置を体験しながら、研究の実際にふれることができました。
まずは、担当してくださった鈴木先生から、この研究所がつくられた目的や研究所の紹介があり、実際に実験装置などを体験する前に必要な基礎知識を学びました。
いざ体験へ。まずは細胞分裂のタイムラプス動画を撮影しました。タイムラプス動画が完成するまで時間がかかるので、作成している間に色々な体験をしました。
細胞培養(細胞を身体の外で生かす技術)を見ました。
タンパク質の電気泳動を体験・観察しました。
ヒトのDNAを抽出し観察しました。最初は何も見えなかったのにエタノールを入れると白い糸状のものが見えてきました。
タンパク質にLEDの光をあて、蛍光色でタンパク質の検出を見ることができました。
画像でヒトの舌の組織の観察しました。最初に行ったタイムラプス動画が完成したので、動画を確認してみました。細胞が死ぬときは細胞がくるくる回転することを知ってびっくりしました。
自分のほおの内側の細胞を観察しました。
最後に、鈴木先生から研究にはいろいろな知識や装置は必要だけれども、一番大切なのは「不思議に思う心」だと教えていただき、心に残りました。
将来、研究の道を志すみじょ娘さんたちも誕生するかもしれませんね!
貴重な学びの機会をいただき、大変ありがとうございました。