被爆カンナの花から平和を発信~宇宙規模の夢プラン実現に向けて
原爆にも負けず、あの日からわずか1カ月で広島の爆心地から820mの所に咲いたカンナの花がありました。
長崎で被爆された人々にも「生きる」力強さを見せてくれた、希望のカンナの花。しかし復興の時に、残念にも刈り取られてしまい、人々の記憶から消えてしまっていました。それを再び広めようと「カンナ・リレー」が始まり、現在、国内33都道府県、世界16か国191校にこのリレーが広がっています。本校も十年程前から、このリレーの輪に入れていただいています。
そして今、更に「カンナ子ども夢プラン」の実現に向けて、2つの計画が進んでいます。再びご来校いただいた橘さんから先日お話を聞き、6年生の子どもたちの目が輝きました。
まず、教室でプランターに植えた後、校庭のギリシャ広場にある「みじょ娘の小経」横の花壇へと大切に植え替えました。
「宇宙からの視点で地球を考える」という目的で、私たちが育てたカンナの種と自筆の名前、顔、写真とメッセージが宇宙に打ち上げられ、1カ月の滞在後、「宇宙カンナ」として本校に戻ってくるという壮大なプロジェクトです。
ミッション・クルーに選んでいただいた精道の子どもたちは大きな誇りを持ち、カンナの花を大切に育て、ミッションを全うしようと意欲に満ちています。全校生にも紹介しようとワクワクしているところです。私たちから平和の種を広げるべくこのプロジェクトがうまく成功しますように…。
➜「カンナ・プロジェクト」の紹介動画(YouTube) はこちらから
※以前、カンナを植えた精道の中学生たちも登場します!(7:00頃に登場 /10:05)
➜「カンナ・プロジェクト」についてのインフォメーションはこちらから
https://cannaproject.wordpress.com/