「ウミ学プロジェクト」~4・5年生鹿児島で3校合同研修会に参加
9月から3か月間、「海を学ぶ【ウミ学プロジェクト】」に取り組んできた小学校4・5年生は、これまでの研究の成果を発表し、また、他県の小学生の研究を学ぶために、鹿児島県に行ってきました。
鹿児島では同じプロジェクトに参加した大分県の犬飼小学校、地元の八幡小学校6年生と一緒に研修会を行いました。各校の発表会では、それぞれの県の海の特徴や共通点、問題点、出汁の作り方や特徴などを発表し、学び合いました。
精道の子どもたちは、他校より下学年でしたが、堂々と発表したり、質問したりして頑張りました。また、飛び魚(アゴ)、いりこ(大分)、鰹(鹿児島)を触ったり、出汁の飲み比べをしたりしました。かつお節削り体験も面白かったようです。
3校混合班での「出汁調合コンテスト」では、科学者のように真剣な表情で、割合を測って調合したり、味見をしたりしていました。審査員のお一人は9月に「海学」を講義してくださった鹿児島大学の佐野先生。皆の期待の目が集中する中、審査が難しそうでした。優勝チームの出汁は、お正月頃に、長崎の伊王島のホテルで実際にメニューに取り入れられるそうです。
ぎっしり詰まったスケジュールの中、バスやホテルでの規律もよく守り、協力し合って楽しんでいました。
3学期には、いよいよ子ども達が考えた給食メニューが登場します。楽しみですね!
今回お世話になった関係各位の皆様方、大変ありがとうございました。