お医者さん方への応援メッセージ ~小学1年生のよろこび
小学校1年生の絵と言葉の応援メッセージが、長崎大学病院のお医者さま方に届きました。新年度が始まって間もなく、新型コロナウイルスの影響で、約半月の臨時休校となりました。
休校前日の4月21日に、小学校1年生の子どもたちは、長崎で感染症の治療に力を注いでいらっしゃる病院の方々を励まそうと、絵や言葉で応援のメッセージを描きました。
診察室、救急車、お医者さんが必死に治療している姿、にこやかな看護師さんたちの笑顔、一人ひとりが心に浮かんだ情景を描き、色鉛筆で色をつけました。1年生は、まだひらがなも習い始めたばかり。かがみ文字、文字違いも気にしない!
応援、感謝、祈り...思いを込めて、必死に描き上げました。
その日の放課後に、校内学童クラブの児童たちが、差出人となる学校名や追加メッセージを書き添えてくれました。
大きな模造紙に張って、出来上がり。
保健所の先生へご連絡を入れ、出来上がったメッセージをお見せすると、とても喜んでくださり、すぐに、長崎大学病院の先生へお渡しすることができるように繋いでくださったのです。
5月7日、長崎大学病院へ1年生の応援メッセージをお届けすることができ、お医者様方がとても喜んでくださいました。
そして、お医者さんから、すぐにお返事をいただきました。
「1年生の皆さんの一生懸命な応援メッセージをいただき、我々の身も引きしまる思いであり、また、温かい気持ちになりました。感謝申し上げます。我々も、今回の新型コロナウイルス感染症と戦っている患者さんを、現場で全力でサポートし、また長崎県内で新たな感染患者さんの拡大が起きないように全力で対応してまいります。 引き続き、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。」
とても嬉しいお言葉でした。同時にご献身に頭が下がります。
子どものメッセージが、毎日緊張感をもって働かれている病院の方々の「ほっこり」になれたのでは、と思います。 純粋な子どもたちのメッセージには大きな力があるのですね。このような温かい心の交流が生まれたことで、1年生みんなの心も、ほっこり暖かくなりました。
お医者様方や看護師さん、保健所の先生、医療関係者の皆様方、大変ありがとうございました。
これからも、みんなの大切な命のために、お体に気を付けて、どうぞがんばってください。
今、懸命に働いている病院の方々のために、これからもお祈りし、応援していきましょう。
各地でがんばっておられる精道卒業生の医療関係者の皆さん方のためにも、お祈りしています。